生まれてきてくれてありがとう体をふいてもらい、きれいなベッドに移動した。そのまま、さきほどまでいた分娩予備室に運んでくれる そこには、だんなが戻っていて、ふたりきりになる やっと、落ち着いた私は、涙がとまらなくなった だんなは私の衰弱していく様子を目の当たりにして、せつなかったそうだ 立会いはいいけど、陣痛を見るのはもうこりごりだといわれてしまった 15分ほどして、赤ちゃんが運ばれてきた きれいに、お洋服をきせてもらって、添い寝させてもらった まだ、私の体には、あちこち、管がとおっていて、また、後陣痛とよばれる子宮収縮の痛みもはじまっていた 終わったんだという安息感。すごく幸せだった 長い長い一日はおわり、だんなが家にもどったのは、午前3時 だんなは、毎日病院に通ってくれた 母も、毎日差し入れや、必要なものを買ってきてくれた 24日に生まれたので、退院は30日になった 病院での生活は 朝5時半、9時半、1時半、5時半、9時半、場合によっては、2時半という4時間サイクルで、授乳室にいく 母子別室なので、階下の新生児室まで、おりていき、授乳する 最初におっぱいをふくませたとき、なんか、不思議な気持ちがした 赤ちゃんはとってもいいにおいで、においをかぎまくっていた だめママだけど、一生懸命やるから、よろしくね^^ |